【3月9日 AFP】8日に行われたラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2020)のフランス戦で、相手のモハメド・アウアス(Mohamed Haouas)に殴られたスコットランドのジェイミー・リッチー(Jamie Ritchie)が、顔面パンチが飛んできたことに「びっくりした」と話した。

 リッチーにつかみかかって殴ったアウアスは退場となり、試合はスコットランドが28-17で勝利を収めた。顔の左側に赤いあざがはっきり残るリッチーは「少しびっくりした。きっと殴りたくなる顔をしてたんだろうね」と冗談めかして話した。

「ニック・ハイニング(Nick Haining)が1人でフランスの選手3人に囲まれているのが見えたから、急いで割って入ったら顔を殴られた」「向こうがどういうつもりだったかは分からないが、とにかくまともにもらったよ」

 23歳のリッチーのプレーヤーオブザマッチの活躍もあって、スコットランドはフランスの2010年以来となるグランドスラム(全勝優勝)の夢を打ち砕いた。

 リッチーは数的優位をうまく生かせたと話し、「相手が1人少なくなったから、いろんな場所にスペースができるのは分かっていた」「僕らとしてはボールを保持するのが大事で、それをうまくできたと思っている」とコメントした。(c)AFP