【2月23日 AFP】(更新)男子テニス、デルレイビーチ・オープン(2020 Delray Beach Open)は22日、シングルス準決勝が行われ、世界ランキング63位の西岡良仁(Yoshihito Nishioka)が1-6、6-4、6-0の逆転で大会第6シードのウゴ・アンベール(Ugo Humbert、フランス)を破り、決勝進出を果たした。

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 西岡は試合を通して8本中6本のブレークポイントをしのぎ、最終セットは37ポイント中27ポイントを奪う圧巻のプレーを見せ、1月のASBクラシック(2020 ASB Classic)で優勝するなど好調のアンベールを破った。

 優勝した2018年の深センオープン(Shenzhen Open 2018)以来2度目となる23日の決勝では、雨のため同日午前中への順延が決まった第2シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)対第4シードのライリー・オペルカ(Reilly Opelka、米国)戦の勝者と対戦する。

 現在24歳の西岡は、2017年3月にキャリアハイの世界ランキングをマークした後、左膝靱帯(じんたい)を断裂して2018年4月には最低380位まで順位を落としていたが、24日に発表される最新ランクでは自己最高の58位を更新することが確定している。(c)AFP