【11月25日 AFP】19-20イタリア・セリエAは23日、第13節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)はホームでナポリ(SSC Napoli)と1-1で引き分けた。

 この一戦では、故チェザーレ・マルディーニ(Cesare Maldini)氏の孫で、パオロ・マルディーニ(Paolo Maldini)氏の息子であるダニエル・マルディーニ(Daniel Maldini)が公式戦で初となるベンチ入りを果たした。

 しかし18歳のダニエルに出場機会は訪れず、トップチームでのデビューはお預けとなった。

 現在ミランのユースチームに所属している攻撃的MFのダニエルは、今夏トップチームの一員としてプレシーズンツアーに参加し、先日クラブとの契約を2024年まで延長した。

 ダニエルは、マルディーニ家における三代目のミラン選手。2016年に亡くなった祖父のチェーザレ氏は、12シーズンプレーしたミランでセリエAを4度制し、欧州制覇を成し遂げた。また、1970年代前半と2001年にはクラブを率いている。

 また、史上最高のDFの一人として知られる父のパオロ氏は、ミラン一筋でセリエAの最多記録となる647試合に出場し、7度のリーグ優勝と5度の欧州制覇を果たした。

 51歳のパオロ氏は、リーグ戦で12位に沈むミランでテクニカル・ディレクターを務めている。(c)AFP