【11月10日 AFP】19-20フランス・リーグ1は9日、第13節の試合が行われ、首位パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は途中出場のマウロ・イカルディ(Mauro Icardi)の決勝点でスタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)に2-1で辛勝。2位との勝ち点差を9に広げた。

 前節は最下位ディジョン(Dijon FCO)に敗れ、その後の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)でもクラブ・ブルージュ(Club Brugge)に何とか勝利していた王者PSGはこの日、FWエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が8月以来となる先発に復帰したが、ゴール前で低調なパフォーマンスに終わった。

 そうした中で昇格組のブレストに終始苦しめられると、72分にはサミュエル・グランサー(Samuel Grandsir)に同点弾を許したが、途中からピッチに立ったイカルディが85分に今季公式戦9ゴール目を決め、辛くも勝ち点3をもぎ取った。

 PSGを率いるトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、「毎回4ゴールを決めるのは無理」「6試合で5勝し、とても満足している。はなから最高の試合ができるとは思っていなかったし、とにかく冷静にファイトする必要があった」と語った。(c)AFP