【8月29日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2019)は28日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)はダミアー・ジュムホール(Damir Dzumhur、ボスニア・ヘルツェゴビナ)を3-6、6-2、6-3、6-4の逆転で下し、3回戦へ駒を進めた。

 雨の影響で予定されていた大半の試合が順延となる中、屋根を閉じて行われたアーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)での一戦で、フェデラーはスミット・ナガル(Sumit Nagal、インド)との1回戦に続き第1セットを落とすスロースタートを切った。

 それでも、第1セットは17本のアンフォーストエラーを犯して失ったが、第2セット以降はいずれも序盤にブレークに成功。自身のサービスゲームもしっかりとキープし、立て直した。

「2試合続けてこういう感じになると少しフラストレーションがたまる。特にプレーのレベルが低く、ミスが多くて、エネルギーが感じられないような時はね」と振り返ったフェデラーは「でも状況は良くしかならないし、それは勝ち進んでいく上で素晴らしいこと」「開始直後からもっと良いプレーをしなくてはいけないのは明らか」と語った。

 3回戦では第25シードのリュカ・プイユ(Lucas Pouille、フランス)と世界ランキング58位のダニエル・エヴァンス(Daniel Evans、英国)の勝者と対戦する。(c)AFP/Jim SLATER