【10月13日 AFP】ラグビーのW杯(Rugby World Cup)が開催されることについて、最初は各国から反対の声が上がっていたというのは想像しにくいが、それは紛れもない事実だった。

 1984年に開かれた当時のラグビーユニオン統括団体の会合では、スコットランドとアイルランドがW杯開催に反対票を投じ、イングランドとウェールズは英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット、Brexit)さながらに、それぞれ賛成と反対に意見が分かれた。

 幸いにもオーストラリアをはじめ、ニュージーランド、フランス、そして当時アパルトヘイト(人種隔離)政策で制裁を受けながらもメンバーとして会合に出席していた南アフリカがこぞって賛成したことによって、大会の開催が決定された。

 そこでAFPスポーツは、1987年の第1回大会から2015年の第8回大会までW杯の歴史を振り返る。