【4月30日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティ(Manchester City)に所属する同国代表のラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)が29日、イングランドサッカー記者協会(FWA)が選ぶ18-19シーズンの年間最優秀選手賞を受賞した。

 400人以上の記者による投票で、スターリングは62パーセントの得票率を記録。リバプール(Liverpool FC)のビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)に100票以上の大差をつけての受賞となった。また、3位にはシティのチームメートであるセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が入った。

 24歳のスターリングはこの前日、イングランド・プロサッカー選手協会(PFA)が選出する年間最優秀選手賞をファン・ダイクに譲っていたが、PFAの年間最優秀若手選手賞には選ばれていた。

 またスターリングは、リバプールと優勝争いを繰り広げているシティで主力として活躍しているだけでなく、自身も被害経験がある人種差別行為に対して力強い姿勢を取ったことで称賛されている。

 ウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われた欧州選手権(UEFA Euro 2020)予選のチェコ戦でハットトリックを記録するなど、今季のスターリングはクラブと代表で29得点をマーク。イングランド代表では若いチームをけん引し、UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2018-19)の準決勝進出に貢献した。(c)AFP