【1月5日 AFP】テニスの男女混合国別対抗戦、第31回ホップマンカップ(Hopman Cup XXXI)は4日、7日目が行われ、アンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber)とアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev)を擁するドイツが2-1でオーストラリアを下し、決勝進出を決めた。

 勝った方が決勝へ進む一戦では、世界ランキング2位のケルバーが同15位のアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty)に6-4、6-4で快勝し、ドイツが第1試合の女子シングルスを制すと、続く男子シングルスでは4年連続の出場となるズベレフがマシュー・エブデン(Matthew Ebden)を6-4、6-3で退け、勝ち上がりを決めた。

 ドイツは5日、前回大会決勝で苦杯をなめたスイスと優勝をかけて争う。連覇を目指すスイスはロジャー・フェデラー(Roger Federer)とベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic)の布陣で今大会に臨んでおり、決勝は2年連続で全く同じ顔ぶれとなった。

 世界4位のズベレフは粘り強いエブデンに力の差を見せつけた試合後、自身とケルバーは昨年の決勝で敗れたことでモチベーションが高まっていると話し、「再び決勝に戻ってきて、スイスと戦えるのはうれしい。去年はものすごい接戦の末に負けたからね」と語った。

 前回はケルバーが女子シングルスで勝利したものの、自身はフェデラーに敗れ、混合ダブルスも落としたズベレフは「去年は負けてしまったから、僕とアンジー(ケルバー)はまたパース(Perth、ホップマンカップの開催地)に戻ってくることに決めたんだ」「今回はロジャーと去年より良い試合をしたいと思う」と付け加えた。(c)AFP