【11月26日 AFP】2018-19アルペンスキーW杯は25日、米バーモント州キリントン(Killington)で女子回転第2戦が行われ、米国のミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin)が優勝を飾った。

 2回目に圧巻の滑りを披露し、合計タイム1分43秒25でW杯回転通算34勝目を挙げた23歳のシフリンは、オーストリアのマルリース・シールド(Marlies Schild)氏が持つ歴代最多優勝回数まであと1勝に迫っている。

 2位のペトラ・ブルホバ(Petra Vlhova、スロバキア)に大差をつけて優勝したシフリンは「いつも世界最高のスキーヤーになりたいと思っていた」「思っていたよりも早く、回転ではここまでたどり着けた。理由は何か分からないけど、早い時期からうまくいった」と語った。

 来月22日に仏クーシュベル(Courchevel)で行われる大会でシールド氏に肩を並べる可能性もあるシフリンは「彼女の記録を破るかどうかは、自分にとってはどうでもいい。回転では、まだ彼女がこの世代における最高の選手だと思うから」「私が記録を破るか否かにかかわらず、比べられるものではないと思う」と付け加えた。(c)AFP