【8月29日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)は28日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第6シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)とマートン・フチョビッチ(Marton Fucsovics、ハンガリー)の試合では、途中暑さによる休憩時間が設けられ、両選手が一時コートを離れる場面があった。ジョコビッチは、このときフチョビッチと一緒に氷風呂に入ったことを明かし、「最高に気持ち良かった」と話している。

 この日の全米オープンは気温が38度に達する中、男子では四大大会(グランドスラム)で初めて第3セット終了時に10分間の休憩が設けられた。ジョコビッチとフチョビッチは、その短い時間をコートに隣接する氷風呂で共に過ごし、ほてった体を冷やしたという。

 今年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)を制し、全米制覇も2回経験しているジョコビッチは「10分間の休憩を取ってくれたことを大会に感謝したい。2人とも休憩が必要だったと思う」と話した。

「2人で並んで氷風呂に漬かったよ。裸で氷風呂に入った。最高に気持ち良かったと言わざるを得ない。まだ戦っている途中の相手と、試合が終わっていない段階で一緒に裸で過ごすのはね」

 その後、ジョコビッチは6-3、3-6、6-4、6-0で試合を制し、1回戦を突破した。(c)AFP