【7月26日 AFP】ブラジルサッカー連盟(CBF)は25日、同国代表を率いていたチッチ(Adenor Leonardo Bacchi aka Tite)監督と2022年までの新契約を締結したと発表した。

 CBFは公式サイトで、「われわれはチッチ監督との契約を更新し、その任期は2022年カタールW杯(2022 World Cup)終了後までとなった」と記している。

 W杯での優勝を逃しながらもブラジル代表の監督が留任するのは、1978年のクラウディオ・コウチーニョ(Claudio Coutinho)氏以来のことである。

 ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)を擁するブラジルは、W杯ロシア大会(2018 World Cup)で優勝候補の一角とみられていたが、準々決勝でベルギーに1-2で屈し敗退した。

 チッチ監督は、「連盟はわれわれに、団結力とプロ精神を持った環境を整えるという条件を提示してくれた。素晴らしいチャレンジだ。また監督に就任することができて幸せであり、すでに次の試合や大会に向けて集中している」とコメントしている。

 チッチ監督が最初に目指すのは、自国開催となるコパ・アメリカ2019(2019 Copa America)での優勝だ。復権を目指すブラジルはW杯終了後の戦いを親善試合の連戦でスタートさせ、その初戦として9月7日に米国と同国ニュージャージー州で対戦する。(c)AFP