【7月8日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)で4強入りを決めたイングランド代表のギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)監督は7日、勝利したスウェーデン代表との一戦の後、モスクワで行われる準決勝で開催国ロシアと対戦することになったら「素晴らしい」と語った。

 1966年大会で優勝したイングランドは、11日に決勝の座を懸けてロシアとクロアチアの勝者とルジニキ・スタジアム(Luzhniki Stadium)で対戦するが、指揮官は開催国に目を向けている。

「どちらにせよあと7日間いないといけないんだ。試合には全て同じように臨んでいるが、モスクワでロシアと戦うことになったら素晴らしい試合になるだろう」

 スウェーデン戦でイングランドは長時間試合を支配して、ハリー・マグワイア(Harry Maguire)とデレ・アリ(Dele Alli)のゴールで2-0と勝利したが、後半にはGKジョーダン・ピックフォード(Jordan Pickford)による三つの素晴らしいセーブが必要だった。

 ミドルスブラ(Middlesbrough FC)の元指揮官は「私たちは(決勝トーナメント1回戦の)コロンビア戦とはかなり違った試合になるのは分かっていた。そこから立ち戻り、思うようにプレーさせてくれないスウェーデンとのより激しい戦いに向けて自分たちを奮い立たせなければならなかった」と付け加えた。

「今日のチームの一体感と回復力は特別なものだった。ピックフォードの貢献は素晴らしく、最後の20分間のセーブは重要なものだった」

 一方でスウェーデンのヤンネ・アンデション(Janne Andersson)監督は、イングランドにはW杯を優勝できる力があると言った。

 記者からイングランドにW杯で勝てる力があるかと問われたアンデション監督は「もちろんその力はあると思う」と応じた。

「彼らは強くてよくまとまってる。チームと監督を称賛したい」

「彼らは良いチームで相手に隙を与えない。彼らに行き着くところまで行く力があると信じている」 (c)AFP