【6月16日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)に出場するコロンビア代表のハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)が15日、カザニ(Kazan)西部のスヴィヤガ・スタジアム(Sviyaga Stadium)で行われたチーム練習に参加した。前回大会で得点王に輝いた同選手は、イタリア・ミラノで16日間のチームキャンプを終えて現地入りした先週から左脚ふくらはぎに違和感をおぼえ、14日の練習には姿をみせなかった。

 コロンビアは4年前の前回大会で開催国ブラジルに準々決勝で敗れたものの、大会得点王になったロドリゲスがチームをけん引し、W杯では史上最高成績となるベスト8入りを果たした。ロドリゲスはロシア大会に向けたW杯南米予選でチームの半分近くのゴール(6得点、4アシストの成績で)を記録し、本大会でも中心的存在として活躍が期待されているが、日本とのグループリーグ初戦への出場が疑問視されている。

 スペイン1部リーグのビジャレアル(Villarreal CF)に所属し、セビージャFC(Sevilla FC)やイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)でもプレー経験があるカルロス・バッカ(Carlos Bacca)は、ロドリゲスの状態について「多少の筋肉疲労を抱えているけれど、(コロンビアの)ボゴタ(Bogota)を離れてから行ってきた練習量をふまえれば普通のことだ」と話し、懸念を一蹴している。

 しかしながら、ロドリゲスは今年2月に行われたトルコ1部リーグ、ベシクタシュ(Besiktas)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)決勝トーナメント1回戦の後、左ふくらはぎに同様の故障を抱えて3週間戦列を離れており、母国ファンにとっては不安の種になる可能性がある。

 ロドリゲスの回復が間に合うように母国の医療スタッフが必死に治療を進めている一方で、コロンビア代表の指揮官として歴代1位の長期政権を敷いているホセ・ペケルマン(Jose Pekerman)監督は、すでに代替要員としてアルゼンチン1部リーグのリーベル・プレート(River Plate)でプレーするフアン・キンテロ(Juan Quintero)の起用を視野に入れていると一部報道で伝えられている。

 クアドラドはロドリゲスと同じく左が利き脚ではあるものの、ぺケルマン監督は戦略上いくつかの選択肢を考える可能性がある。現在68歳の同指揮官は通常、フランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)に所属するラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)を前線のトップとして、4-2-3-1のフォーメーションを敷いている。(c)AFP