元女王アザレンカ、全豪OP欠場を発表 息子の親権争いで
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【1月9日 AFP】女子テニス、元世界ランキング1位のビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)が8日、息子をめぐる親権争いを理由として、今月15日開幕の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)を欠場すると発表した。
2度の優勝経験を誇るアザレンカにワイルドカード(主催者推薦)を与えていた全豪オープンのクレイグ・タイリー(Craig Tiley)大会ディレクターは、「全豪オープンは彼女にとって大好きな大会。来年メルボルンに戻ってくることを彼女は楽しみにしている」とツイートし、同選手の欠場を残念がった。
アザレンカは昨シーズン中盤に産休から復帰したが、息子レオ(Leo)くんの親権問題が解決するまでは米カリフォルニア州から離れることを裁判所から禁じられたため、全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)の出場も見送っていた。
すでにアザレンカは、先週行われた前哨戦のASBクラシック(2018 ASB Classic)も欠場していたため、メルボルンパーク(Melbourne Park)での全豪出場は疑問視されていた。(c)AFP