【11月7日 AFP】男子テニス、21歳以下の若手トップ選手8人が出場するネクストジェネレーション・ATPファイナル(Next Gen ATP Finals)では、多数のイノベーションが試験的に導入される。

 そこでAFPは、イタリア・ミラノ(Milan)で7日に開幕する同大会のフォーマットと出場選手についてまとめた。

■フォーマット

 ネクストジェネレーション・ATPファイナルは、翌週に英ロンドンで開催されるATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2017)と同様、4人ずつの2組に分かれた総当たり戦で競い合った上で、準決勝、決勝が行われる。

―線審はなし。ライン判定には、ホークアイ・ライブ(Hawk-Eye Live)が使用される。

―4ゲーム先取の5セットマッチ。3ゲームオールで並んだ場合はタイブレークが導入される。

―ノーアドバンテージ方式。40-40で並んだ場合は、サーバーがレシーブサイドを決める。

―サービスレットなし。ポイント中のコードボールと同様に取り扱われる。

―各試合は、最後に選手がコートに入場してから5分後に開始される。

―ショットクロックの導入。ポイント間の25秒ルールが徹底される。

―メディカルタイムアウトは、各選手1試合につき1回だけ要求できる。

―選手は、ヘッドセットを用いたコーチとのコミュニケーションがセット間に許可される。

―試合中、ファンはベースライン後方を除いて自由に移動することができる。

―シングルス専用コート。ダブルスラインを取り除き、会場内とテレビ画面での視覚効果が向上される。