【10月14日 AFP】初開催となった競馬のジ・エベレスト(The Everest、芝1200メートル)が14日、オーストラリア・シドニー(Sydney)のロイヤルランドウィック(Royal Randwick)競馬場で行われ、レッドゼル(Redzel)が初代王者に輝いた。

 ケリン・マカヴォイ(Kerrin McEvoy)騎手が騎乗したレッドゼルは残り100メートルで先頭に立ち、芝レースでは世界最高賞金となる580万豪ドル(約5億1000万円)を獲得した。

 2着にはベガマジック(Vega Magic)、3着にはブレイブスマッシュ(Brave Smas)が続き、本命のシャトークア(Chautauqua)は4着に終わった。

 12頭立てのレースでは、最高峰のスプリンターたちが賞金総額1000万豪ドル(約8億8200万円)を争った。優勝賞金は、同じくオーストラリアで11月に行われるメルボルンカップ(Melbourne Cup)の賞金総額620万豪ドル(約5億4600万円)を上回っている。(c)AFP