【9月22日 MODE PRESS】ジョージ・クルーニー(George Clooney)、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)、ジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)、トム・ハンクス(Tom Hanks)、ルピタ・ニョンゴ(Lupita Nyong'o)、オプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)── そうそうたるメンバーが1時間のテレビ番組「手に手を:ハリケーン救済(Hand in Hand: A Benefit for Hurricane Relief)」に出演した。同番組は米ニューヨーク(New York)、ロサンゼルス(Los Angeles)、ナッシュビル(Nashville)、サンアントニオ(San Antonio)から米大手テレビ局を通じて放映された。

 米歌手スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)による1972年のヒット曲「リーン・オン・ミー(Lean on Me)」のパフォーマンスで番組は幕を開けた。ハリケーン「ハービー(Harvey)」と「イルマ(Irma)」により、甚大な被害を受けた米国とカリブ海の国々。スターらが「ハービー」と「イルマ」で被害を受けた人々の体験談を紹介。ジョージとジュリアは、暴風雨に見舞われている間、ピアノを弾くことで、息子を落ち着かせようとした男性の実話を紹介した。

 被災地の一つ、米ヒューストン(Houston)に生まれたビヨンセ(Beyonce)は、恐ろしい出来事の後は、団結しようと呼び掛けた。ビヨンセはビデオメッセージで、「暴力や人種差別に関するニュースを見ない日はなく、これ以上状況が悪くなるはずがないと思う中、最悪な自然災害が尊い命を奪い、人々の人生を変えるような甚大な被害をもたらし、水を汚染し、病院や学校、養護施設が洪水の被害を受けた」「自然災害は無差別なもの。移民、黒人、白人、ヒスパニック、アジア系、ユダヤ系、ムスリム、富裕層、貧困層であるかどうかは問わない。サード・ワード(Third Ward)やリバー・オークス(River Oaks)の出身かどうかも関係ない。我々は皆、同じ試練に立ち向かっている。人種や社会、信条の異なるすべての人々が、自らの命が危険にさらされながらもお互いを助け合った。人類に対する私の信念を回復させてくれた」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS