【3月28日 AFP】ドイツ北東部ブレーメン(Bremen)近郊の町エーデヴェヒト(Edewecht)に本拠地を置くクラブチームに所属するアマチュア選手2人が2日続けて死亡する悲劇に見舞われ、選手からはクラブが呪われているのではないかという声が上がっている。

 VfLエーデヴェヒト(VfL Edewecht)では今月22日、サッカーチームに所属する24歳の選手がチームの練習中に心臓発作を起こし、搬送先の病院で死亡した。同クラブは選手の死を悼み、リーグ戦を中止にした。

 翌23日には、バスケットボールチームに所属する33歳の選手が練習中に心臓発作に見舞われ、救急車で運ばれたが病院で死亡が確認された。バスケットボールチームもリーグ昇格が懸かっている重要な試合が取りやめとなり、人口約2万1000人の小さな町エーデヴェヒトは衝撃に包まれている。

 バスケットボールチームの同僚は、地元紙に対して、「僕たちにとっては、すべてがまだ現実とは思えない。仲間の死後、僕らは呪われているようだ」とコメント。チーム職員も「こんなことは経験したことがない」と話すと、「この状況に、どう対処すればよいのか分からない」と途方に暮れていた。(c)AFP