【3月23日 AFP】サッカー国際親善試合が22日に各地で行われ、代表最終戦となったルーカス・ポドルスキ(Lukas Podolski)が決勝ゴールを決めて有終の美を飾ったドイツは、1-0でイングランドを下した。

 来季からJリーグ1部(J1)のヴィッセル神戸(Vissel Kobe)へ移籍することが決定しているポドルスキが、ドイツ代表通算130試合目にして最後の一戦で49得点目を記録したのは、至極当然の結果だったのかもしれない。

 試合後に満面の笑みを浮かべたポドルスキは、「まるで映画のようだった。今夜は神が授けてくれた左足が役に立った」と語った。

「素晴らしい試合であり結果、そして別れを告げるには最高の形になった」

 ドルトムント(Dortmund)で行われた試合でポドルスキがキャプテンを務めたドイツにとっては、イングランドを相手に自国では1987年以来の白星となった。

 後半24分に25メートルの距離から左足で豪快なミドルをたたき込み、退屈な内容で終了する可能性があった試合に一筋の光を放ったポドルスキは、試合終了4分前にピッチから退くと、会場からはあふれんばかりの拍手が巻き起こった。

 ポドルスキは、「あのような歓迎を受けて鳥肌が立ったよ」と付け加えた。 (c)AFP/Ryland JAMES