【3月3日 AFP】Jリーグ1部(J1)のヴィッセル神戸(Vissel Kobe)は2日、元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキ(Lukas Podolski)が完全移籍で加入すると発表した。

 2015年からトルコ1部リーグの強豪ガラタサライ(Galatasaray)でプレーする31歳のポドルスキは、6月に来日することが見込まれている。

 ヴィッセルは契約の詳細を公表していないものの、ポドルスキはクラブと3年総額1500万ユーロ(約18億円)でサインしたとみられている。

 資金豊富な中国スーパーリーグ(1部)へ大物選手が移籍するトレンドに逆らったポドルスキは、自身のインスタグラム(Instagram)のアカウントで移籍を認めている。

 ガラタサのユニホームを着て、発煙筒を掲げている写真とともにポドルスキは、「今シーズン終了後に日本のJリーグのヴィッセル神戸に加入する。ガラタサライに背いた決断ではなく、新たな挑戦のための決断だ。そのときが来れば説明する」と記した。

 ヴィッセルの三木谷浩史(Hiroshi Mikitani)会長は、「このたび、世界的なストライカーがヴィッセル神戸に加わることを大変うれしく思います。ヴィッセル神戸が優勝を勝ち取るために、ポドルスキ選手が大いに活躍してくれることを期待しています」とコメントしている。(c)AFP