【1月14日 AFP】オーストラリア東部沖で13日、サーフィンをしていて潮に流され、サーフボードにつかまって海面で一晩を過ごした日本人男性(37)が、無事救出された。地元のメディアが14日、報じた。

 救出された男性が警察に語ったところによると、男性は12日の夕方、シドニー(Sydney)の南約80キロのブジ・ビーチ(Bulli Beach)沖で潮流によってさらに沖合に流された。流れは強く、岸へ戻れなかったという。豪ABCによれば、男性はサーフボードにしがみつくなどして一晩、時間にして約16時間、海面を漂っていた。

 翌日、近くを通った全長300メートルの貨物船が、岸から6キロほどの沖合で、黄色いサーフボードに座って浮かんでいた男性を発見し、船へ引き上げた。男性はウーロンゴン病院(Wollongong Hospital)に搬送されたが、13日午後には退院し、健康状態は良好だという。(c)AFP