マンUファンのボルト、「痛い」NFL転向に興味なし
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【9月24日 AFP】陸上男子短距離のスーパースター、ウサイン・ボルト(Usain Bolt、ジャマイカ)が23日、引退後の人生について、強烈な接触がつきまとう米アメリカンフットボール(NFL)に関心はないが、自身が熱烈なファンであるイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)からの誘いがあれば、ちゅうちょせずに応じるだろうと語った。
先月のリオデジャネイロ五輪で3種目3連覇の偉業を達成し、五輪でのキャリアに別れを告げたボルトは、プロモーションのため訪れている米国で、スポーツ専門チャンネルESPNの「Outside the Lines」とのインタビューに臨んだ。
来年行われる第16回世界陸上ロンドン大会(16th IAAF World Championships in Athletics London)をもってスパイクを脱いだ後、NFLでプレーすることに興味はないというボルトは、「僕はコンタクトスポーツはあまり好きじゃない」と語った。
ボルトが兼ね備えるスピードと高さがあれば、一体どのようなワイドレシーバーになるのかといった様々な臆測もあるが、本人は、「痛すぎる。これまでも散々見てきた」と話すなど、NFLで強烈な接触を受けることは好まないという。
しかしながら、ボルトには陸上以外のスポーツで抱えている夢があり、もしマンチェスター・ユナイテッドから声をかけられれば快諾すると話す。
「もし今、ユナイテッドが電話をかけてきて『君が必要だ』と言ってくるのなら、次の飛行機でイングランド(England)に行くよ」
(c)AFP