【9月6日 AFP】サッカーイタリア代表の主将ジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)が、1日に行われた国際親善試合の開始前にフランス国歌に浴びせられたブーイングを静めた行動について、仏大統領が伊首相に謝意を伝えていたことが明らかになった。

 中国で開かれていた20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)に出席したマッテオ・レンツィ(Matteo Renzi)伊首相は、国民に向けた談話の中で、フランソワ・オランド(Francois Hollande)仏大統領から話しかけられたことを明らかにしている。

 レンツィ首相は「伊バーリ(Bari)で行われた試合で、フランス国歌ラ・マルセイエーズ(La Marseillaise)が流れた際、ファンの口笛を静めるジェスチャーを示し、拍手で盛り上げるように指示してくれたブッフォンについて、会議の席でオランド大統領から感謝された」とコメント。

「教育的メッセージを伝えるスポーツ選手の行為は、大きな影響を及ぼすものがある。チームの主将として、ブッフォンはこのことを証明した。イタリア国民全員にとって、彼は誇るべき存在であると確信している」

 試合会場のサン・ニコラ・スタジアム(San Nicola Stadium)に流されたフランス国歌の冒頭では、スタジアムのファンからブーイングが浴びせられた。しかし、イタリア代表チームで強大なリーダーシップを発揮し、大きな尊敬を集めているブッフォンが拍手を始めると、即座にチームメートもそれに追随。すると拍手の輪はスタジアム中に広がっていった。

 当日の試合は、フランスが3-1でイタリアから勝利を収めている。(c)AFP