【9月2日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)の南米予選は1日、第7節の試合が行われ、アルゼンチンは代表復帰したリオネル・メッシ(Lionel Messi)が決勝点を記録し、ウルグアイに1-0で勝利した。

 6月に行われたコパ・アメリカ・センテナリオ(Copa America Centenario USA 2016)の決勝でチリに敗れた直後、突然代表引退を表明したメッシだったが、復帰戦で前半43分にこの試合唯一の得点を奪い、スタジアムは歓喜に包まれた。

 アルゼンチン代表として3年間で3度も決勝の舞台で敗れ、疲弊しきったため代表引退を発表したと明かしたメッシは、「みんなの対応と愛に感謝している。(代表引退は)だまそうという意図はなかった。感じたことを言っただけだ。(今は)とても幸せだ」と話し、代表のユニホームを脱ぐのは本意だったと強調している。

 エドガルド・バウサ(Edgardo Bauza)監督の新体制で初勝利を飾ったアルゼンチンは、勝ち点を14に伸ばして南米予選の首位に浮上した。

 アルゼンチンは前半終了間際にパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)が2度目の警告を受けて退場処分となり、後半は10人での戦いを余儀なくされたが、苦しみながらも勝利を収めた。(c)AFP