マンCが開幕3連勝、スターリング2得点
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【8月29日 AFP】16-17イングランド・プレミアリーグは28日、第3節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は3-1でウェストハム(West Ham)を退け、3戦全勝の首位で中断期間に入ることに成功した。
シティではラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)が2得点を記録。アイスランドに敗れて決勝トーナメント1回戦敗退という、悲惨な結果に終わった欧州選手権(UEFA Euro 2016)では、イングランド代表の戦犯の一人に数えられていたスターリングだが、この試合では文句のない質の高さを見せた。
シティは開始7分、流れるような崩しからスターリングがシュートを流し込んで先制すると、前半18分には、ケビン・デ・ブルイネ(Kevin De Bruyne)のFKにフェルナンジーニョ(Fernandinho)が頭で合わせてリードを2点に広げた。
その後、シティが何度もあった絶好機を逃していると、ウェストハムも後半12分、一瞬の隙を突いてミカイル・アントニオ(Michail Antonio)がヘディングシュートを決め、試合に望みをつないだ。
それでも、試合がそのまま2-1で推移するなか、シティは試合終了間際、ダビド・シルバ(David Silva)のパスに抜け出したスターリングが角度のないところからゴールを流し込み、勝利を決定づけた。
プレミアリーグで開幕3連勝を飾ったのは、シティとチェルシー(Chelsea)、そしてマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の3チームだが、シティが得失点差で首位に立っている。
チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対して、「見ての通り、われわれは数多くのチャンスを作り、対して相手は最初のチャンスで得点した」とコメントした。
「相手は空中戦を多用してきたが、われわれはいい試合をした。ファンにも楽しんでもらえたし、満足だ」と話した。一方で監督は、セルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)がウィンストン・リード(Winston Reid)に肘打ちを見舞ったように見える場面については、見ていないと話した。
ウェストハムのスラベン・ビリッチ(Slaven Bilic)監督も、「セルヒオ・アグエロの件については見ていなかった。いずれにせよ、われわれはウィンストンを代えて4バックにするつもりだった」とコメントしている。(c)AFP