【8月27日 AFP】(更新)英ヴァージン(Virgin)・グループの創始者リチャード・ブランソン(Richard Branson)氏(66)は26日、英領バージン諸島(Virgin Islands)で今週起こした自転車事故で頬と靱帯を負傷し、一時は死を覚悟したことを明らかにした。

 バージン・ゴルダ(Virgin Gorda)島で子ども2人と一緒にサイクリングをしていた最中、自転車が道路の隆起部分に当たったことが、事故につながったという。

 ブランソン氏はブログの投稿で、「その次の瞬間には、体がハンドルを越えて放り出された。目の前に自分のこれまでの人生が次々と映し出された」と振り返り、負傷した顔の生々しい写真を添えた。

 同氏はまた「本当に死ぬかと思った」と語り、ヘルメットを被っていたことで命拾いしたに違いないと付け加えた。乗っていた自転車は崖から落下したという。

 ブランソン氏は事故後、米南部フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)の病院で検査を受けたものの、参加のためにトレーニングを重ねていた来月のスポーツイベント「ヴァージン・ストライブ・チャレンジ(Virgin Strive Challenge)」には予定通り参加できる予定だと述べている。(c)AFP