■生命探査の可能性

 系外惑星は、1995年の観測でその存在が初めて確認されて以降、これまでに約3500個見つかっている。

 これら遠方の惑星の多くは、木星や海王星のようにガスでできており、生命が存在できるような環境ではないとされている。また、岩石質の表面を持つ系外惑星は全体の10%に上るが、その大半は低温または高温すぎて水が液体の形で存在することができない。

 そして、これまでに見つかった「温暖な」領域にあるほんの一握りの系外惑星は、事実上、人が到底アクセスできない距離にあるものばかりだった。

 例えば、米航空宇宙局(NASA)が2015年に発表した系外惑星「ケプラー452b(Kepler 452b)」は、地球の1.6倍の大きさで、活火山、海、そして太陽光と同様の日照もある可能性が指摘され、またその公転周期の1年は385日に相当すると考えられている。だが、地球からの距離は1400光年で、人類が近い将来にこの地球にうり二つの惑星に到達することは望み薄だと考えられる。

 それに比べて、プロキシマbは目と鼻の先ほどの距離にある。だがそれでも、人が現世代の化学燃料ロケットを使って訪れるには遠すぎる距離だ。

 ライネルス氏は、「今後の観測について考えると…これは天文学者にとっての夢だ」とコメントしている。(c)AFP/Marlowe HOOD