注目のイタリア対スペイン、過去の5試合を振り返る
このニュースをシェア
【6月27日 AFP】サッカー欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)の決勝トーナメント1回戦で、イタリア対スペインという前回大会決勝と同じ顔合わせが実現する。ここでは、スペインが4-0で大勝した4年前の対戦を含め、両国の過去の対戦5試合を振り返る。
■イタリア2-1スペイン(1994年W杯米国大会準々決勝)、1994年7月9日
イタリアのファンにとって1994年のW杯は、ロベルト・バッジョ(Roberto Baggio)がPKを外して優勝を逃した大会として永遠に記憶されていくだろう。しかし、準々決勝で粘るスペインを振り切り、手に汗握る勝負を制する決勝点を決めたのもまた、「偉大なポニーテール」だった。
試合はイタリアが前半25分にディノ・バッジョ(Dino Baggio)の得点で先制するも、後半13分にスペインもホセ・ルイス・カミネロ(Jose Luis Perez Caminero)のゴールで同点に追いついた。
その後、イタリアはマウロ・タソッティ(Mauro Tassotti)が現FCバルセロナ(FC Barcelona)指揮官のルイス・エンリケ(Luis Enrique)の顔面にペナルティーエリア内で肘打ちを見舞ったものの処分は下されず、迎えた後半43分、味方のパスに走り込んだバッジョが名手アンドニ・スビサレッタ(Andoni Zubizarreta)もかわし、角度のないところから決勝点を流し込んだ。
■イタリア0-0スペイン・PK戦2-4(欧州選手権2008準々決勝)、2008年6月22日
蒸し暑いウィーン(Vienna)の夜に行われたこの一戦は、スペインにとっては、守護神イケル・カシージャス(Iker Casillas)がルイス・アラゴネス(Luis Aragones)監督のチームの英雄となった試合であり、イタリアにとっては、PK戦の弱さという悪しき伝統をまたしても打ち破れなかった試合でもある。
当時のW杯王者イタリア対スペインという垂涎(すいぜん)の試合は、終盤のマルコス・セナ(Marcos Senna)のシュートがポストに阻まれるなど、スペインが90分で得点できずにいると、延長戦でも勝負はつかず、決着はPKに持ち越された。
それでもスペインは、カシージャスがダニエレ・デ・ロッシ(Daniele De Rossi)とアントニオ・ディ・ナターレ(Antonio Di Natale)のキックを止める活躍を見せると、最後はセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)がジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)を相手にPKを決めてベスト4入り。そのまま44年ぶりとなる欧州王者に輝いた。