【6月11日 AFP】米国のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領は首都ワシントン(Washington D.C.)で10日、長女マリア(Malia Obama)さんの高校の卒業式に出席した。

 オバマ大統領はマリアさんの卒業式について、自分が演説できない行事の一つだとジョークを飛ばしていた。今年に入りオバマ大統領は「マリアの学校から式でスピーチをしたいかと尋ねられたが、『いいえ』と答えた。濃いサングラスをかけて行こうと思う。泣くだろうからね」と語っていた。

 その言葉通り、オバマ大統領はシドウェル・フレンズ・スクール(Sidwell Friends School)の卒業式にサングラスをかけ、ミシェル夫人(Michelle Obama)や次女サーシャ(Sasha Obama)さんと共に出席した。

 オバマ氏が大統領に就任した2009年、マリアさんはまだ10歳だった。高校卒業後は「ギャップイヤー」と呼ばれる、旅行や仕事などの勉学以外での経験に費やす期間を1年間設け、17年にハーバード大学(Harvard University)に進学することになっている。(c)AFP