【4月28日 AFP】大韓体育会(KOC)は27日、リオデジャネイロ五輪で同国代表チームが着用する長袖、長ズボンのジャージーと制服を発表した。ブラジルで流行しているジカ熱対策として、防虫効果のある素材を使ったものになっている。

 五輪開幕まで100日を切り、新生児の先天異常の原因とされるジカウイルスから選手を守るべく、KOCの広報担当は、練習用のジャージーと、制服には防虫剤をしみこませたというものの、競技用のウエアにはさまざまな規制があるため、同じ加工を施すことができなかったと明かしている。

「選手には防虫スプレーを渡すほか、蚊が媒介するとされる他の病気についても、念のため予防接種を行う」

 KOCは、選手が蚊に刺されないよう指導していくとしており、今夏の五輪では、最低でも10個の金メダルを獲得し、順位表のトップ10に入りたいとしている。(c)AFP