【4月15日 AFP】フランスサッカー連盟(FFF)のノエル・ル・グラエ(Noel Le Graet)会長は14日、仏スポーツ日刊紙レキップ(L'Equipe)に対し、欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)の同国代表チームの「和を乱さないため」にカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)を外したと語った。

 ル・グラエ会長は、同国代表でチームメートだったマチュー・ヴァルブエナ(Mathieu Valbuena)を「セックステープ」で脅迫した件について、ベンゼマが「本当に愚かなことをした」と付け加えた。ベンゼマはこの件で起訴されたことを受けて、昨年12月に代表招集を無期限で見送られる処分を受けている。

 ヴァルブエナとの接触を法的に禁止する処分が解かれたばかりのベンゼマだったが、13日にFFFは6月10日から7月10日にかけて行われる欧州選手権でベンゼマを招集しないと発表していた。

 ル・グラエ会長は同紙の電子版に掲載されたインタビューで「決め手は(3月の)合宿でチームが仲の良い様子だった」からだと明かした。

「強固な調和があることを感じた。ピッチ上で選手たちは自らの振る舞いを律しており、和を乱すリスクを犯す価値はないと思った」

 またル・グラエ会長は、ディディエ・デシャン(Didier Deschamps)代表監督から今回の除外の決定について伝えられたベンゼマは、動揺した様子だったと明かした。

「カリムと話した後、ディディエは私に、彼がとても、とても、とても悲しがっていたと伝えたんだ」

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