■輝かしいキャリア

 世界選手権(FINA World Championships)で3つの金メダルを獲得し、いくつもの記録を樹立してきた北島は、最高の泳ぎができたと振り返る2008年の北京五輪を最後に、現役を引退することも考えたという。

 しかし4年後、再び五輪の舞台に戻った北島は、男子4×100メートルメドレーリレーで銀メダルを獲得した。

 北島は五輪でのベストレースについて聞かれると、ライバルの故アレクサンダー・ダーレ・オーエン(Alexander Dale Oen)選手を下した、北京五輪の100メートルを挙げた。

「ダーレ・オーエン選手がすごく強かったというのと、100%勝てるか分からないというところが正直あった中で、会心のレースができたのかなと思います」

 妻の千紗(Chisa)さんの反応について、北島は「特に何も言っていない」としたものの、「(泳いでいる姿が)見られなくなるのは寂しいと言われた。(今後について)『どうするん』と言われました」と明かしている。(c)AFP/Alastair HIMMER