【3月11日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2016)は10日、女子シングルス1回戦が行われ、ユージェニー・ブシャール(Eugenie Bouchard、カナダ)は2-6、6-4、6-2で尾崎里紗(Risa Ozaki)に逆転勝利し、完全復活に向けてまた一歩前進した。

 22歳のブシャールは一昨年、数々の大会で快進撃を見せ、自己最高の世界ランク5位に到達したものの、昨年は全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2015)で8強入りを果たしてから乱調が続き、全米オープン(US Open Tennis Championships 2015)の会場では更衣室で頭部を負傷。脳振とうを起こしたブシャールは、大会を棄権するなどして、一気にランクを落としていた。

 予選を突破して本戦に駒を進めていた尾崎は、序盤こそさまざまなショットを織り交ぜてブシャールを苦しめたものの、最後は逆転を許してしまった。

「調子が悪かった」としたブシャールは、厳しい移動スケジュールで疲労が残っていたことを認め、「いつもより感情的になっていました。コート上で気分が乗らず、なんだか変な感じがしていました」と続けた。

「だから自分に言い聞かせました。『私はテニスが大好きなんだから、挑戦し続けよう。負けるとしても、全力を尽くし、自分の試合をして終わりたい』と。それがうまくいったみたいです」

 他の日本勢では、日比野菜緒(Nao Hibino)が2-6、4-6でローレン・デイヴィス(Lauren Davis、米国)に敗れ、土居美咲(Misaki Doi)も、1-6、5-7でマディソン・ブレングル(Madison Brengle、米国)の前に屈している。(c)AFP/Greg Heakes