アーセナルのベンゲル監督、カソルラの今季絶望を示唆
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【3月2日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、アーセナル(Arsenal)のアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は1日、サンティ・カソルラ(Santi Cazorla)が、アキレス腱(けん)の故障により、今季絶望となる可能性を示唆した。
膝の負傷により、昨年11月から戦列を離れているカソルラだが、ベンゲル監督は、スペイン代表でもあるカソルラがアキレス腱の炎症を抱えており、今季中の復帰が困難であると明かした。
31歳のカソルラは、3月中の復帰が期待されていたいたが、ベンゲル監督は、2日のスウォンジー・シティ(Swansea City)戦を前に、同選手の最新の状況についてコメントした。
「サンティの状態は良くない。アキレス腱に問題があり、どうにもいかない状況となっている。膝は順調に回復しているが、アキレス腱が炎症を起こしており、下手に刺激を与えてはいけない」
カソルラが4月中に復帰する可能性について問われたベンゲル監督は、「彼の体がどう反応するか見守るしかない。彼は多かれ少なかれ、常にアキレス腱の炎症を抱えており、それがどんな反応を示すかだ」と答えている。
カソルラを欠いて苦戦を強いられているアーセナルは、28日のマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)戦に2-3で敗れ、優勝争いから脱落する危機に陥っている。
一方、長らく復帰を待ち望まれながら、腓骨(ひこつ)骨折で今季まだ出場がないジャック・ウィルシャー(Jack Wilshere)は、最低でもあと3週間は復帰が難しそうだ。(c)AFP