31歳でもロナウドは「獣」、ジダン監督がトップレベル維持に太鼓判
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【2月7日 AFP】スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)のジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督が6日、31歳になったクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)について、現在のような飛び抜けた体の状態を維持できれば、まだしばらくはトップレベルでプレーできると太鼓判を押した。
世界最優秀選手に3度輝き、5日に31歳の誕生日を迎えたロナウドは、今季公式戦28試合で30ゴールと相変わらず驚異的なペースで得点を量産しているにもかかわらず、今季は大一番で力を発揮しきれていないことが批判の的となっている。
しかし、自身はわずか34歳で引退したジダン監督は、ロナウドの身体能力があればもっと長く現役を続けられるはずだと話しつつ、自身と同様にサンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で現役生活に幕を下ろしてくれることを望んでいると口にした。
監督は、「すべて順調なら、クリスティアーノは間違いなく私より長くプレーできる」と話した。
「責任をもって自らの体のケアをしているし、それはみなさんも知っての通りだ。31歳だが、肉体的には獣だよ。まだまだ何年も続けられるし、その場所がこのクラブであってくれればうれしい」
ジダン監督がとりわけ称賛したのは、ロナウドが自らに厳しい基準を課し、加入から約7年で328試合に出場して343得点を積み上げてきたことだった。
「クリスティアーノには敬意を抱いている。あの得点力はもちろん、彼のすべてにね。サッカー好きなら誰でも同じようにクリスティアーノを称賛するはずだ」
「何よりも素晴らしいのは、あの意欲だ。いつも今以上のものを手に入れたい、もっとうまくなりたいと意欲を燃やしている。現状に決して満足しない選手なのは、練習を見ていればすぐにわかる」
「クリスティアーノを称賛するし、その意欲をこれからもなくさないでほしい。彼は私にとって、仲間にとって、レアルのファンにとって重要な選手なのだから」
(c)AFP