【2月1日 AFP】15-16スペイン1部リーグは31日、第22節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)がハットトリックを達成するなど、RCDエスパニョール(RCD Espanyol)に6-0で大勝した。 

 ジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督就任後、本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で好成績を残し続けているレアルは、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)と昨年11月以来となるハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)の得点、そしてロナウドの2得点で前半を4-0で折り返した。

 そしてレアルは後半36分、再びロナウドがゴールを決めてリーグ戦で自身通算29度目のハットトリックを達成すると、オスカル・ドゥアルテ(Oscar Duarte)のオウンゴールで追加点を挙げ、第3節と同じ6-0のスコアでエスパニョールに快勝した。

 ロナウドはカナル・プリュス(Canal Plus)に対し、「僕らのすべきことはチームとしてハードワークすることであり、今はポジティブなメンタリティーにあふれている」とコメントした。

「シーズン前は遠征もあって良い状態ではなかった。ジズー(ジダン監督の愛称)は異なるアイデアを持ってやって来た。こういった状態を続けていく必要がある」 

 この結果、レアルは首位FCバルセロナ(FC Barcelona)に1-2で敗れた2位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)との勝ち点差を1に縮めた。バルセロナはマドリード勢より消化試合が1つ少ない中で首位に立っている。

 ジダン監督は、「われわれの目標はすべての試合で全力を尽くすことと、リーグ優勝のチャンスを残した状態でシーズン終盤を迎えることにある。私は今でもリーグ戦に多くのことを期待をしており、諦めることはない」と語っている。(c)AFP/Kieran CANNING