【1月17日 AFP】テニス、アピア国際(2016 Apia International Sydney Tennis Tournament)は16日、男子シングルス決勝が行われ、大会第3シードのヴィクトル・トロイキ(Viktor Troicki、セルビア)は2-6、6-1、7-6で第4シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)を下し、連覇を達成した。

 第1セットを落としたトロイキだが、3度目となるシドニー(Sydney)での決勝で、逆転劇の末に2時間16分で試合を制した。

 昨年大会(2015 Apia International Sydney Tennis Tournament)の決勝でカザフスタンのミハイル・ククシキン(Mikhail Kukushkin)を下していたトロイキは、アピア国際連覇とツアー通算3勝目を飾った。

 トロイキは、大会連覇を飾ったという意味で言うと、レイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt、オーストラリア)やピート・サンプラス(Pete Sampras)氏ら、元ナンバーワン選手に肩を並べている。

 決勝を終えたトロイキは、「(ツアー通算)8度目の決勝進出だったけど、こんな接戦は初めてだ」とコメントし、「厳しい試合だったことは間違いないけど、大事なポイントで冷静に対処できた」と続けた。

「2年連続で、再び最高の勝利を収めることができた。この大会が大好きだ。3度目の決勝で2度目の優勝を飾った。最高の気分だ」

「年の初めに優勝なんて素晴らしい。1年の最初にこんな自信をつけられるんだからね」

 トロイキがディミトロフを破るのは、3度目の対戦で初めて。2012年にスイスのバーゼル(Basel)で初めて顔を合わせた両選手は、先日のブリスベーン国際(Brisbane International 2016)でも対戦し、ディミトロフが勝利していた。

 1時間23分に及んだ第3セットでは、長いラリーの中で、両選手に勝利のチャンスがあった。

 第1セットでは失速したトロイキだが、勝負の場面でその強さを発揮し、最後はクロスへのバックハンドで優勝を決定づけた。

 トロイキは、「試合の序盤は、昨日からの疲れを引きずっていたと認めざるを得ない。昨日は計6セットの長い1日だったからね」と明かした。

「立ち上がりは少しスローだったし、相手が良いスタートを切っていたから、僕にあまりチャンスはなかった」

「だから思った。自分が変わらなければ、すぐに決着がついてしまう。幸運なことに、そこからエンジンがかかって、良いテニスができるようになった」

(c)AFP