【1月15日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)は15日、男子シングルスの組み合わせ抽選が行われ、大会通算5度の優勝を誇るノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)とロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)の準決勝が予想される結果となった。

 準々決勝でジョコビッチは大会第7シードの錦織圭(Kei Nishikori)との対戦が、フェデラーは第6シードのトマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)との試合が見込まれている。

 ジョコビッチは1回戦で韓国のチョン・ヒョン(Hyeon Chung)と対戦。錦織の初戦の相手は、ドイツのフィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber)に決まった。

 昨年大会(Australian Open Tennis Tournament 2015)決勝でアンディ・マレー(Andy Murray、英国)を下してタイトルを手にした第1シードのジョコビッチは、昨季は四大大会(グランドスラム)3大会を含む11大会を制覇し、82勝6敗の戦績を残している。

 第2シードのマレーは、トーナメント表のもう一つの山に入り、準々決勝の対戦相手には第8シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)が見込まれている。

 初戦でドイツのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev)と相まみえるマレーは、4回戦では地元オーストラリアのトップランク選手、バーナード・トミック(Bernard Tomic)と対戦する可能もある。

 一方のフェレールは、20回連続の出場で全豪オープンに別れを告げるオーストラリアのレイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt)と2回戦で顔を合わせると見込まれている。

 この山のもう一つの準々決勝では、第5シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が、第4シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)とぶつかる可能性がある。ナダルは2014年大会(Australian Open Tennis Tournament 2014)の決勝でワウリンカに敗れており、その雪辱を期す。

 4回戦でナダルはケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)と、ワウリンカはビッグサーバーのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)との対戦が見込まれている。

 日本勢は西岡良仁(Yoshihito Nishioka)がウルグアイのパブロ・クエバス(Pablo Cuevas)と、ダニエル太郎(Taro Daniel)がチェコのルカシュ・ロソル(Lukas Rosol)とそれぞれ1回戦で対戦する。(c)AFP