【1月7日 AFP】サッカードイツ代表のケヴィン・グロスクロイツ(Kevin Grosskreutz)が6日、ブンデスリーガ1部のVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)に加入して母国復帰を果たし、苦い経験を味わったトルコ1部リーグのガラタサライ(Galatasaray)に別れを告げた。

 トルコのベレク(Belek)で冬季合宿を行っているシュツットガルトは、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)でもプレーした27歳のグロスクロイツと契約を結んだことを発表した。

 グロスクロイツは、「ブンデスリーガはイングランド・プレミアリーグと並び、世界で最も過酷なリーグの一つだ。やりがいのある仕事ができることを楽しみにしているし、シュツットガルトが目標を達成する手助けがしたい」とコメントしている。

 出場機会はなかったものの、グロスクロイツは2014年W杯ブラジル大会(2014 World Cup)を制したドイツ代表メンバーの一員で、現在リーグ15位に低迷するシュツットガルトとの契約は2018年6月までとなっている。

 シュツットガルトとの契約が成立したことで、グロスクロイツは国際サッカー連盟(FIFA)に移籍が認められず、今年1月1日までプレーすることが認められなかったガラタサライでの不遇の日々に終止符を打つことになる。

 シュツットガルトのグロスクロイツ獲得は、2日にディナモ・キエフ(Dynamo Kiev)から獲得したウクライナ出身ストライカーのアルテム・クラベツ(Artem Kravets)に続き、今冬の移籍市場で2人目の戦力補強となる。(c)AFP