【1月7日 AFP】2015-16スキージャンプW杯は6日、オーストリアのビショフスホーフェン(Bischofshofen)で男子個人第11戦、ジャンプ週間(Vierschanzentournee)の最終戦が行われ、ペテル・プレヴツ(Peter Prevc、スロベニア)が勝利で締めくくった。

 ドイツのガルミッシュ・パルテンキルヘン(Garmisch-Partenkirchen)で行われた1日の第2戦に続き、オーストリアのインスブルック(Innsbruck)で行われた3日の第3戦でも優勝しているプレヴツは、ラージヒルの2本目で142.5メートルの大飛行をみせ、2本合計297.3点で優勝した。

 ドイツのオーベルストドルフ(Oberstdorf)で行われた先週の開幕戦を制したゼヴェリン・フロイント(Severin Freund、ドイツ)が290.5点で2位に入り、ミハエル・ヘイボック(Michael Hayboeck、オーストリア)が282.6点で3位となった。

 23歳のプレヴツは、2013年のノルディックスキー世界選手権(Nordic World Ski Championships 2013)と2014年のソチ冬季五輪で手にした銀メダルに続き、ジャンプ週間のタイトルを獲得。総合争いでも924ポイントで首位を堅守し ている。総合2位には、W杯総合連覇を目指すフロイントが719ポイントで続いている。(c)AFP