【11月9日 AFP】15-16ドイツ・ブンデスリーガ1部は8日、第12節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は3-2でシャルケ04(Schalke04)とのルールダービーを制した。

 本拠地ジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)に積年のライバル、シャルケを迎えたドルトムントは、香川真司(Shinji Kagawa)が先制点を決めると、マティアス・ギンター(Matthias Ginter)が勝ち越し点、さらにピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubamenyang)がリーグ戦14ゴール目を決めて接戦を制した。

 一方のシャルケは、相手DFのミスからクラース・ヤン・フンテラール(Klaas-Jan Huntelaar)が前後半に1点ずつを決めたが及ばず、公式戦の未勝利はこれで6試合に伸びた。

 ドルトムントを率いるトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督は、チームの公式戦7連勝を喜びつつ、「最後までこんなに競った展開になってしまったのは余計だった」と認めた。

「非常に質の高いチャンスをいくつも作れていたし、4-1にすることもできたはずだ。とはいえ、ミスは許されないという思いが、選手を硬くさせたのだと思う」

 試合は前半30分、香川の珍しいヘディングシュートでドルトムントが先制したものの、シャルケもそのわずか3分後、ドルトムント主将のマッツ・フンメルス(Mats Hummels)のパスミスから最後はフンテラールがゴールを決め、すぐさま同点に追いついた。

 それでもドルトムントは同43分、CKにノーマークだったギンターが合わせて2点目を決め、2-1と勝ち越して前半を折り返した。

 迎えた後半にはけがのマルコ・ロイス(Marco Reus)に代わって左サイドで先発したゴンサロ・カストロ(Gonzalo Castro)が絶妙なスルーパスを送り、走り込んだオーバメヤンがシュートを流し込んで点差を広げた。

 シャルケも後半26分、ドルトムントのソクラティス・パパスタソプーロス(Sokratis Papastathopoulos)のクリアミスがちょうどフンテラールの足元へ収まると、このチャンスをフンテラールがきっちりものにしたが、最終的にはオーバメヤンの得点が試合の決勝点となった。

 この結果、2位のドルトムントは首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との勝ち点5差を維持する一方、3位VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)との差を8に広げた。シャルケは5位に順位を落とした。

 オーバメヤンは、これでゴール数をリーグ最多タイの14に伸ばし、バイエルンのロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)と並んだ。レワンドフスキは前日のVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)で1ゴールを決め、単独首位になっていたが、オーバメヤンもすぐさま追いついている。

 オーバメヤンは得点の際、ユニホームを脱いでイエローカードをもらったが、下に着ていたシャツには、バットマン(Batman)のロゴと「Do you remember?(覚えているか?)」という言葉が入っているものだった。オーバメヤンは今年2月のダービーで得点を決めた際、バットマンのマスクをかぶるパフォーマンスを披露していた。(c)AFP/Ryland JAMES