【11月1日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP 2015)に参戦するレプソル・ホンダ(Repsol Honda)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が自宅で2人のイタリア人のジャーナリストと取っ組み合いになったと警察に届け出た。

 イタリアのテレビ番組「レ・イエネ(Le Iene、ハイエナの意味)」のリポーターらは、先週行われたマレーシアGPでモビスター・ヤマハ(Movistar Yamaha)のバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)と接触し、蹴られたマルケスをターゲットにした。

 マルケスの代理人は31日、「昨日(30日)、(マルケスの自宅があるスペインの)セルベラ(Cervera)で残念な出来事がいくつか起きた。数人がマルケスの自宅に現れ、侮辱の言葉を浴びせ、非常識で侮辱的な行動をマルケスに向けると、さらに近親者を押したり、暴力を振るったりした」と声明を発表した。

「行為の深刻さを受けて、これを通報している。この人物らに対する刑事訴訟が通常通りに行われることだろう」

 しかしながら、ジャーナリストの2人は負傷したのは自分たちであり、カメラを壊されたと主張している。

「レ・イエネ」側はフェイスブック(Facebook)のページに「私たちはマルク・マルケスの両親の住居の近くでライダー、その父親や兄弟、友人一人に対面した」と、壊れたカメラの写真とともに投稿した。

「私たちは襲われ、取っ組み合いの中でカメラを壊され、ビデオの記録媒体を奪われた」

 ジャーナリスト2人はマルケスとマルケスの家族を暴行や中傷、盗みで訴えるとしている。

 チームメートのホルヘ・ロレンソ(Jorge Lorenzo、スペイン)と総合優勝を争うロッシは、マレーシアGPでマルケスを蹴ってクラッシュさせたとして、11月8日に行われる今季最終戦のバレンシアGPで最後尾からのスタートという処分が下されている。(c)AFP