【10月29日 AFP】15MLBは28日、ワールドシリーズ(7回戦制)第2戦が行われ、カンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)は7-1でニューヨーク・メッツ(New York Mets)を下し、2連勝を飾った。

 ロイヤルズは先発投手のジョニー・クエト(Johnny Cueto)が2安打1失点で完投を飾った。

 29歳のクエトはプレーオフで10試合連続本塁打を記録していたメッツ打線を煙に巻き、同打線をプレーオフの試合では最少の安打数に抑えこんだ。5回以降、メッツは一人の走者しか出すことができなかった。

 クエトは、1995年のグレッグ・マダックス(Greg Maddux)氏以来、ア・リーグの投手としては1967年のジム・ロンボル(Jim Lonborg)氏以来となる2安打あるいはそれ以下での完投勝利を果たしている。122球中ストライクは70球を数え、4三振3四球だった。

 ロイヤルズ打線は5回にメッツの先発ジェイコブ・デグロム(Jacob deGrom)から5安打を放ち4点を挙げると、さらに8回にはクエトの完投を後押しするダメ押しの3点を加えた。

 ロイヤルズは球団唯一となっているワールドシリーズ制覇を30年前に遂げ、メッツはその翌年の1986年が最後の戴冠となっている。

 30日に行われる第3戦からは舞台はニューヨーク(New York)に移る。(c)AFP