【10月24日 AFP】15MLBは23日、プレーオフのア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が行われ、カンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)がトロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)に4-3で勝利し、対戦成績を4勝2敗として2年連続のワールドシリーズ進出を決めた。

 8回裏にロイヤルズは、エリック・ホズマー(Eric Hosmer)の安打を捕球したブルージェイズの右翼手ホゼ・ボーティスタ(Jose Bautista)が二塁に送球する中、マイク・ジャースリー(Mike Jirschele)三塁コーチの指示を受けた一塁走者のロレンゾ・ケイン(Lorenzo Cain)が一気に本塁へ生還して決勝点を奪った。

 昨年のワールドシリーズでは最終第7戦でサンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)に敗れているロイヤルズは、ニューヨーク・メッツ(New York Mets)と対戦する今年のワールドシリーズでは、本拠地で27日の第1戦を迎える。

 3勝2敗で迎えた今シリーズ第6戦でロイヤルズは、初回にベン・ゾブリスト(Ben Zobrist)が、2回にマイク・ムスターカス(Mike Moustakas)がソロ本塁打を放ち2点を先制し、7回にはアレックス・リオス(Alex Rios)の適時打で3-1とリードした。

 第5戦に勝利してワールドシリーズ進出に望みをつないだブルージェイズは、4回にソロ本塁打を放ったシーズン40本塁打のボーティスタが、8回にはベン・リビア(Ben Revere)を塁に置いてロイヤルズのライアン・マドソン(Ryan Madson)の速球を左翼席に運び、3-3に追いついた。

 ロイヤルズはこの回にウェイド・デービス(Wade Davis)をマウンドに送り残2つのアウトを奪うと、雨による45分間の中断後の攻撃で決勝点を奪った。(c)AFP