【10月18日 AFP】15-16ドイツ・ブンデスリーガ1部は17日、第9節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はトーマス・ミュラー(Thomas Muller)が決勝点を挙げ、ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)を1-0で下し、リーグ史上初の開幕9連勝を飾った。

 ティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)のクロスに反応したミュラーは、ブレーメンのアレハンドロ・ガルベス(Alejandro Galvez)の目の前でボールをコントロールすると、リーグ戦今季9得点目はこの試合唯一のゴールとなり、バイエルンはブンデスリーガで新たな歴史を作った。

 バイエルンではまた、クラブとポーランド代表を合わせた過去6試合で計15得点を稼いだロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が好調を維持していたものの、この試合でゴールを決めることができなかった。

 これでブンデスリーガ通算999勝目を挙げた首位バイエルンは、2位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に勝ち点7差をつけ、敵地で行われる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)のアーセナル(Arsenal)戦に向けて弾みをつけた。

 それでもバイエルンのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、チームが勝利を収めたにもかかわらず、パフォーマンスに満足していないと語っている。

「スペースを見つけるのは簡単ではなかった。われわれは難しい試合に勝てたといえる」

「今回のパフォーマンスは十分だった。しかし、次週はもっと良くならなければならない」

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