【8月31日 AFP】自転車ロードレースのロット・ソウダル(Lotto Soudal)は30日、第70回ブエルタ・ア・エスパーニャ(70th Vuelta a Espana)の第8ステージで大落車に遭い重傷を負ったクリス・ベックマン(Kris Boeckmans、ベルギー)が昏睡状態に置かれていることを明らかにした。

 ロット・ソウダルは声明で、「28歳のベックマンは、顔面に数か所の骨折を伴う重度の外傷を被り、手術が必要になると思われます」と述べた。

「ベックマンはまた、脳振とう及び3か所の肋骨骨折、さらに肺出血もみられています。これから数日間、彼は医師の下で昏睡状態に置かれることになります」

 ゴールまで残り50キロ付近でベックマンが巻き込まれた大規模な集団落車では、チーム・キャノンデール・ガーミン(Team Cannondale-Garmin)のダニエル・マーティン(Daniel Martin、アイルランド)、BMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のティジェイ・ヴァン・ガーデレン(Tejay Van Garderen、米国)、さらにコフィディス(Cofidis, Solutions Credits)のナセル・ブアニ (Nacer Bouhanni、フランス)が大会から棄権することを余儀なくされている。

 大会主催者は同日、「ベックマンは昨夜、ムルシア(Murcia)州の病院で手術を受けました。容体は安定しており、医師団は明日にも彼を昏睡状態から覚醒させる処置を施すか診断する予定です」と発表している。

 ベックマンの同僚トッシュ・ヴァンデルサンド(Tosh Van der Sande、ベルギー)は、「事故が起きた時、僕は彼のすぐ後ろで走っていた」と振り返った。

「彼は水分を補給していたら穴にはまって、ハンドル操作を失い地面に激しく転倒したんだ」

 第8ステージでは、トレック・ファクトリー・レーシング(Trek Factory Racing)のジャスパー・ストゥイベン(Jasper Stuyven、ベルギー)が同じ事故で手首を骨折しながらも優勝を飾っている。(c)AFP