アールがグランツール初制覇、ブエルタ・ア・エスパーニャ
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【9月14日 AFP】第70回ブエルタ・ア・エスパーニャ(70th Vuelta a Espana)は13日、第21ステージ(アルカラ・デ・エナレスからマドリード、98.8キロメートル)が行われ、アスタナ(Astana Pro Team)のファビオ・アール(Fabio Aru、イタリア)が自身初となるグランツール(三大ツール)総合優勝を飾った。
アールは前日行われた山岳ステージで、総合2位につけるカチューシャ・チーム(Katusha Team)のホアキン・ロドリゲス(Joaquim Rodriguez、スペイン)に1分17秒の差をつけ、この日はマドリード(Madrid)までの98.8キロメートルの道のりをパレードしながら走りきるだけで十分だった。
アールはスポーツ専門放送局ユーロスポーツ(Eurosport)に対し、「夢のようだ。今はとても感情的で、誇りを感じている。チームメートに感謝している。できるんだと信じていてくれたからね。この勝利を彼ら、家族、そして自分の子供たちにささげたい」とコメントした。
アールは12日の第20ステージ開始を前に、総合首位に立っていたチーム・ジャイアント・アルペシン(Team Giant-Alpecin)のトム・デュムラン(Tom Dumoulin、オランダ)を6秒差で追いかけていた。
チームメートの助力もあり、アールは最後に2つ残っていた1級山岳の登りでついにデュムランをとらえた。この第20ステージを終えて、デュムランは総合6位にまで順位を落とした。
アールはこう続けた。
「昨日が一番重要な場面だった。とても感動している。チームとして素晴らしい仕事ができた」
2位に入ったロドリゲスは、大会通算3度目となる表彰台入りを果たしたが、中盤のパンクによりポイント賞のグリーンジャージーをモビスター・チーム(Movistar Team)のアレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde、スペイン)に譲った。
3位にはティンコフ・サクソ(Tinkoff-Saxo)のラファル・マイカ(Rafal Majka、ポーランド)が入り、昨年の第97回ジロ・デ・イタリア(2014 Giro d'Italia)を制覇したモビスター・チームのナイロ・キンタナ(Nairo Quintana、コロンビア)が4位に入った。
ステージ優勝は、デュムランの同僚であるヨーン・デーゲンコルプ(John Degenkolb、ドイツ)が飾っている。(c)AFP