■「自分にとってはドクターJが最高の選手」

 ヒートで2012年と2013年にファイナル制覇を果たし、シーズン最優秀選手(MVP)に通算4度輝いているジェームズは、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)をファイナル初制覇に導くため、2014年に古巣に復帰している。

 現在30歳のジェームズと、ファイナル制覇6回、シーズンMVP5回のジョーダン氏は、どちらが歴代最高の選手かで論争を巻き起こしているが、オ ニール氏は、1970年代と1980年代のスーパースター、ジュリアス・アービング氏こそが、これまで自身が見た中で最高の選手だと語っている。

「若かりしマイクやレブロンを見てきたが、それでもドクターJが一番好きな選手だ。多くの人が彼の名前を挙げようとしないが、自分にとっては彼が最高の選手だ」

「だけど問題なのは、俺たちがその答えを知ることができないということなんだ」 

「俺がブルース・リー(Bruce Lee)と狭い路地で会えばどうなるかということと同じだ。どっちが勝つと思う?分かるわけがない」

「ブルースがシャックの尻を蹴り上げるという人もいれば、シャックはブルース・リーの倍の大きさがあるという人もいるだろう。面白い問題で、話題としては愉快だが、答えはないんだ」

(c)AFP