【8月3日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第4戦、全英リコー女子オープン(RICOH Women's British Open 2015)は2日、スコットランド(Scotland)のターンベリー(Turnberry)で最終日が行われ、朴仁妃(Inbee Park、パク・インビ、韓国)が通算12アンダーで自身7度目のメジャー制覇を飾った。

 朴仁妃はこの日、7バーディー、1イーグルを記録するなど全英最終日では最小タイに並ぶ65でラウンドし、3連覇を飾ったKPMG女子PGA選手権(KPMG Women's PGA Championship 2015)に続く今季メジャー2勝目を挙げている。

 韓国女子ツアーに参戦する20歳の高眞榮(Jin-Young Ko、コ・ジンヨン、韓国)が通算9アンダーの2位に入り、リディア・コー(Lydia Ko、ニュージーランド)と柳簫然(So Yeon Ryu、ユ・ソヨン、韓国)が8アンダーの3位タイに続いた。

 首位から3打差で最終日を迎えた朴仁妃だったが、残り5ホールとしたところでも高眞榮との3打差は変わらなかった。しかし、朴仁妃は14番でイーグル、さらに16番でバーディーを奪い、同胞の若手を精神的に追い込んだ。

 首位タイでスタートした高眞榮は、7番でイーグル、8番と10番でバーディーを奪ったものの、朴仁妃が14番でイーグルとしたのと時を同じくして13番でスリーパットの末にボギーをたたいた。さらに16番では2打目をグリーンを囲む小川に入れてダブルボギーとし、これで優勝の望みが消えた。

 2日目を終えて首位に立っていたスーザン・ペターセン(Suzann Pettersen、ノルウェー)は序盤3バーディーを奪ったものの、その後10番と11番での連続ボギーで優勝争いから脱落し、通算7アンダーの5位に終わった。

 テレサ・ルー(Teresa Lu、台湾)が通算6アンダーで単独6位に入り、宮里美香(Mika Miyazato)はスコアを1ストローク落とし、アンナ・ノードビスト(Anna Nordqvist、スウェーデン)と並んで通算5アンダーの7位タイに入った。(c)AFP