■姉妹でのメダル争いは実現するか

 オーストラリア勢は、女子自由形のケイト・キャンベル(Cate Campbell)、男子平泳ぎのクリスチャン・スプレンガー(Christian Sprenger)という、2人の世界王者がチームをけん引するだろう。

 オーストラリア代表のジャッコ・ヴェハーレン(Jacco Verhaeren)ヘッドコーチは、「100分の1秒差の争いになる。世界水泳も、五輪に劣らず常に難しい。いろんな選手が出てくるから、どんなことでも起こる可能性はあるし、差はどんどん縮まっている」と話した。

 キャンベルは100メートル自由形の連覇を狙っており、すべてが順調に行けば、妹ブロンテ(Bronte Campbell)とともに決勝を泳ぐことになる。さらに2人は、この種目でメダル有力候補に挙げられている。

 ただしこの種目では、オランダのフェムカ・ヘームスケルク(Femke Heemskerk)が、キャンベルと同タイムで今季世界最高をマークしており、姉妹の強力なライバルになるだろう。

 10代のタレントで注目なのは、オーストラリアの19歳マック・ホートン(Mack Horton)だ。男子自由形で、400メートルと800メートルの世界記録を持っている。

 リトアニア出身のルタ・メイルティテ(Ruta Meilutyte)は、15歳で出場したロンドン五輪で女子100メートル平泳ぎを制すと、翌年の世界水泳では50メートルと100メートルの平泳ぎで世界新記録を樹立した。18歳となったメイルティテには、両種目の連覇がかかっている。